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マナーは自分を自由にするもの

〔マナーは人を縛るのではなく自由にするもの〕

「マナーって堅苦しくて、型にはめられるものだと思っていました」私のレッスンに初めて来られた方が、よく口にする言葉です。

でもレッスンを終えた後、その方の表情がやわらかくなって、 「もっと早く知りたかった」「なんだか心が軽くなりました」と 笑顔でおっしゃることがよくあります。

それは、マナーが“縛るもの”ではなく“自由にするもの”だと気づいた瞬間です。

「正解」よりも「安心」できる自分に

マナーとは本来、誰かを評価するためのルールではなく、 その場にいる全員が心地よく過ごすための“共通言語”のようなもの。

正しいフォークの持ち方、箸の使い方、言葉の選び方。 それを知っていることで、「これで合ってるかな?」という不安が消え、 どんな場所でも自信を持っていられるようになります。

その安心感こそが、マナーが私たちに与えてくれる“自由”です。

緊張しやすい場でも、自分らしくいられるために

大切な会食、婚活の席、初めてのお呼ばれ、目上の方との会話…

そうした場面では、「恥をかきたくない」「ちゃんとしなきゃ」と 必要以上に緊張して、自分らしさを失ってしまう方も多いものです。

でも、マナーを身につけていると、 一つひとつの動作に“余裕”が生まれます。 落ち着いた笑顔、丁寧な動き、自然なふるまい。

それが相手にも安心を与え、「素敵な方だな」と感じてもらえるきっかけになります。

「かっこよくふるまわなきゃ」より「大切にしたい気持ち」

マナーの本質は、形だけの“見せ方”ではなく、 「相手を不快にさせない」「相手を大切に思う」心から生まれるものです。

だから、マナーを知っている人ほど、周囲への気配りや目配りが自然にできる。 誰かを思いやる力は、自分自身の心も満たしてくれるのです。

私が伝えたい“自由”なマナー

私は、マナーとは「枠にハマるもの」ではなく、 「どんな場でも、自分らしくいられるための軸」だと思っています。

一流のレストランでも、和の会席料理でも、初めての場所でも。 知識があることで、自信が生まれ、そこに“あなたらしさ”が加わると、 誰よりも自然体で、美しい存在感を放てるようになります。

それは、誰にも奪われない「自分自身の自由」なのです。

マナーレッスンでは、 ただ“正解”を教えるのではなく、 「あなたらしい美しさ」を引き出すことを大切にしています。

知っているからこそ、肩の力を抜いて笑える。 それが、マナーがくれる最大の“自由”です。

あなたもぜひ、その自由さを味わってみませんか? 心よりお待ちしております。

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